■■ ヌルテカ・淫乱小説 ■■ 「愛と嘘」第1章
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ゴーストライター★TAKE
「愛と嘘」
第1章 _____
彼女は久しぶりに会社の飲み会に参加した
飲み会はチェーン店のテーブル席
参加者が10名だったので 席はお座敷と思っていたが予想が外れた
1日履いて疲れていたヒールを脱げる開放感はないが
汗で濡れたパンストのつま先を隠せるテーブル席
これで良かったと 彼女は思った
「月島さんって彼氏いないんですか?」
彼女以外 男性の職場
飲み会の話題に一度は出てくる“彼氏いないんですか?”の問い
「いますよー」
彼女は嘘をつく
これが最短の回避術
〝いないよ〟〝ほしいんだけどね〟と本心が言えない
いつまでも恋の相手が出来ない見栄の為 彼女は嘘をつくのであった
他人からの評価は
〝気が強そう〟
〝隙がない〟
と思われている
嘘をついて見栄をはり 本当の自分を隠す
そうしていたら 自分ではないジブンが先を歩く
そのうちに 自分がわからなくなり
本当の気持ちを言えなくなってしまったのだ
セックスの時もそう…
彼女は してほしいことを素直に言えない
______次回!!「愛と嘘」第2章
ゴーストライター★TAKE先生の更新に期待!!