■■ ヌルテカ・淫乱小説 ■■「愛と嘘」第6章
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ゴーストライター★TAKE
「愛と嘘」
第6章 _____
紙ショーツが すっかりオイルで濡らされた頃
彼女は気づいた
整体師の優しい手つき…
ゆっくりと彼女をほぐしてゆく
でも それは男の手
触れる整体師の手からは
自分に対して性の欲望は無いのだろうかと思ってしまった
触れられている部分から感じる
整体師の体重と熱
整体師の息遣い
彼女は整体師に“男”を見つけてしまった
「太ももは どうですか?」
「…は…い
もっと…内側を
…もっと…もっと」
整体師も気づいてしまった
彼女の強がりを
自分から素直になれない 彼女の見栄に…
それからの会話は
“整体師”と“客”を越えようと
距離を伝え合い
現実に戻るように試し合い…
それはとても もどかしく
しかし2人にとって甘美な時間であった
______次回!!「愛と嘘」第7章
ゴーストライター★TAKE先生の更新に期待!!